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ナポレオンの出身地として有名なフランス・コルシカ島のホワイトビールが登場です。
少し前までレギュラーで使っておりましたが、群馬県館林の オゼノユキドケ をご用意しておりましたのでお休みしていましたが、オゼノユキドケが製造中止になるとのことで、またレギュラーとして復活してもらいました。
地中海に浮かぶコルシカ島はハーブの名産地としても有名で、このビールにもマートルやジュニパーベリーといったコルシカ産のハーブが使用されており、World Beer Awards 2016ではハーブ&スパイスビール部門でフランスNo.1に輝きました。
このコロンバ、白ビールらしい軽やかさ、華やかなスパイスやお花の香りで食前にはピッタリではないかと。。。
ところで、このちょっと怖いラベルのイラスト、何なのかなと思って色々調べてみました。
商品名にもなっている「コロンバ」とは、カルメンになどの著書で知られるメリメのコルシカ島を舞台にした小説「コロンバ」にちなんで名付けられたとのこと。
この小説を私は読んだことがないのですが、すごーくザックリ説明すると、代々反目しあう両家の間である時一方の家長が殺されたことにより始まる物語。
コルシカの土地柄と因襲により、殺された父の報復の機会を今か今かと心待ちにしていた娘のコロンバが父親の仇を取るために、どんな手段も厭わずに復讐をしていくというちょっと怖い物語。
その様は狡猾で残忍、情熱的で純粋、純粋であるからこそ手段を択ばないのでしょうね。
そんな「コロンバ」のイラストだから憎しみや悲しみ、強い決意などを感じさせるイラストなんですね。
当然ですが、小説のお話を想起させることはない、軽やかな味わいのビール。
ワインと食事の前に是非。