2018 初夏の産地訪問 #4

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
ゆっくりなペースですが、十勝に行ったときのお話をアップしていきます。
引き続き宜しくお願いいたします。

本間さんの「しあわせチーズ工房」に行った翌日。
十勝千年の森 http://www.tmf.jp/index.php
にあるチーズ工房「ランランファーム」 http://www.tmf.jp/cheese/cheese_list.cgi の斉藤さんにお会いしてきました。
P_20180523_123421.jpg

十勝千年の森の中の遊歩道から
V_20180523_115453.jpg

ランランファームのチーズを作っている、斉藤 真さん。
P_20180523_114702.jpg
実は昨年にもランランファームには行ったのですが、その時は斉藤さんとのタイミングが合わず1年越しでお会いすることができました。
山羊の事やチーズのことなど色々と伺えたのももちろんですが、斉藤さんが実はバドミントンをされていると聞いてビックリでした。(私もやっていますが素人同然です・・・)
しかも、社会人の大会で北海道代表になるほどの実力者です。地元の中学校などでは雪があるためか室内競技が盛んで、お仕事の後に指導しに行ってるとのことです。最後の方はバドミントンの話ばかりになってしまい・・・w脱線しそうなので本筋へ。

ご出身は群馬の桐生とのことですが、酪農をやりたくて千年の森に来られたとのこと。そのお仕事の中で、チーズ作りに携わることになたとのことで、ランランファームでは牛と山羊の乳を使ったチーズを作っています。

その中で当店では『十勝シェーブル 炭』と『カウベル (牛鐘)』が良く登場します。

十勝シェーブル炭 
P_20180512_135751_1.jpg
山羊ミルクの爽やかな味わいとほのかなヤギの香り、春先から夏頃かな?それくらいまでしか登場しないシェーブルチーズ。
作り始めたころは、牛乳も混ぜて作ってみたりと色々と試行錯誤されたそうですが、山羊乳100%の方が良い物ができるとの判断で今のスタイルになったそうです。
また、私がお客様にもよく聞かれる「シェーブルの香りが苦手」との話、個人的には度の食材にも個性があるので、それもこのおうちの一つととらえてもらえればと思うのですが、それよりもヨーロッパのシェーブルと比べると、いわゆる苦手な方がいう「臭み」というかそういう部分が少ないと思います。というか無いですね。
で、このあたりの事を聞いてみたのですが、私の想像では、山羊乳は搾乳している環境の香りがすぐに移ってしまう素材だから、工房などの環境なのかと思っていましたが、フランスと比べてもこちらの環境とは違いはあまりないし・・・多分、輸送中のムレにあるのでは? とのことでした。
このあたりの事に詳しい方は是非教えてください。

さて、もう一つは、牛乳を使って乳酸菌で発行させたカウベル。
牛鐘.jpg
シェーブルチーズを仕込む際に使う器具を使い仕込んでいるとのこと。
山羊乳の香りはもちろんありませんが、ホロホロとした食感と爽やかな酸味はシェーブルチーズを思わせる味わいです。
牛乳を乳酸菌で発行させるタイプは、このチーズに出会うまで知らなかったので、個人的にも思い入れのあるチーズです。(その後、たくさん出会うことになって店でもご用意することになりました)
シェーブルが苦手な方には、入門というか雰囲気をつかんでもらうために、食べなれている方には国産チーズの面白さを知っていただくために・・・
そんな風に接していただければと。

line_1527044224655.jpg
帯広駅のあたりから車で1時間弱、平野に広がる畑ののど真ん中の道路を進んで少し森の方に行ったところにあるのですが、駐車場のある入り口から見える日高山脈がすごく綺麗です。
この日はゴールデンウィークに降った雪が山頂に少し残っていましたが、れいねんなら5月下旬には山頂の雪はあまり見られないそうです。
今回は(も?)時間が阿波真理無くて広い千年の森の中をあまり散策できませんでしたが、一日自然の中でのんびり過ごせる凄く素敵な場所です。

飼育している山羊さん。
P_20180523_124133.jpg
搾乳の時間以外は、こうして放牧に出されています。
これだけ広いとストレスもかからずノビノビできますね。


こんな感じで、十勝千年の森へ行ってきました。
豊かな、という言葉では足りないあふれる自然の中にあるランランファーム、十勝に行った際には是非足を延ばしてみてください。
癒されること間違いなしです。