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先週のお話ですが…
日頃お世話にななっているお魚の発送元『魚匠 海人』さんのある三重県紀伊長島まで行ってきました。
海人さんの詳細はコチラを⇒http://gyosho-kaito.com
地元出身の同級生、竹谷さんとヒゲ兄貴こと橋倉さんのお二人でやられている仲買さんです。
少し前にあった伊勢のサミットや、地元のホテルやレストランはもとより県外の飲食店などにも多数お魚を発送しており、お魚の目利きは折り紙付きですね。
ここ紀伊長島では、定置網、延縄、巻き網、など様々な漁が行われていますが、当店に届けて頂いているのは定置網が主になります。
定置網で揚がった魚を自前の生簀で活かし込み、発送直前に活け〆神経〆されたものが届いています。
市場を通さず、また荷物の経由地も少ないため素晴らしい状態のお魚が届きます。
この日に揚がっていたのは、マハタ、ウッカリカサゴ、沖メバル、トビウオなど、他にもアオリイカ、ムラサキウニ。
このムラサキウニは海女さんが採ったものを1つに対し5個分を詰めて出荷されるとのこと。
お昼にヒゲ兄貴と一緒に食事をしたときにいただきましたが、驚きの美味しさです!
その美味しさから、予約で完売とのことですがなんとか仕入れてみます!
この雲丹を使って冷製パスタに仕立てる予定ですので、しばしお待ちを。
また海人さんは、地元の発展や子供達のことも考えてやられている仲買さんで、ちょっといいお話を伺いましたのでご紹介します。
すごく大きいタカアシガニが揚がった時のに、自分達がカニが食べたかったから競り落としたそうです。ところがこんなに大きいのはそうそう揚がらないんだから食べるよりも、子供達に喜んでもらおうと鳥羽水族館に寄贈したしそうです。
黒潮がぶつかり複雑に入り組んだ海岸線の熊野灘は様々な魚貝類が採れる素晴らしい漁場です。
地域に根ざし発展させつつ、紀伊長島の魅力も詰め込んで発送されるお魚にこれからも期待してください!