2017 夏の産地訪問記 #3 江丹別 伊勢ファームさん

少し間が空きましたが、これで先日の弾丸訪問記は最後です。

江丹別にある伊勢ファームさんに伺いました。
午前中にイナゾーファームさんにお邪魔し、ランチまでご馳走になってしまい(すごく美味しかった!)
予定の時間が押してしまいましたが、何とか到着。
イナゾーファームさんからは、山道を幾つか越えて1時間くらい。
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こちらでは、自家製さんの牛乳を使った、めちゃ美味いソフトクリームと、
既にご存知の方も多く、また当店ても登場している「江丹別の青いチーズ」を作られています。
数年前の話ですが、このチーズがデビューして直ぐに、JALのファーストクラスの機内食に選ばれたことで、多くの方に知って頂くきっかけになったと伊勢さんがお話されていました。

ところで、イナゾーファームの谷さんから託された、お土産。
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伊勢ファームの伊勢さんと、イナゾーファームの谷さん、お互い面識はないそうですが、お互い名前は知っているという…どちらも有名人なんですね!
谷さん、しっかりと、お渡ししましたよ!!

ということで、簡単に自己紹介をしたあと、伊勢さんに色々とお話を伺いました。

伊勢ファームさんの前の景色。
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お互いに簡単に自己紹介をお互いしたあとは、放牧されている牛を見学させていただきました。

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若牛は好奇心が強いのか、見慣れない人がいると寄ってくるようで、この牛さん以外にも、何頭かあとからこちらに来て、危うく囲まれるところでした(笑)

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こんな広いところで、夏の間は昼夜完全放牧、冬は牛舎で飼育されています。

ホルスタインを中心にジャージーとブラウンスイスの3品種。

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少し暑い感じの昼間でしたから
日陰でのんびりしています。


さて、こちらが出来上がったチーズ。
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先程の牛から搾乳した、乳を使いチーズに仕立てていきます。

伊勢さんは、ブルーチーズを作り始めてしばらくしてから、どうしても品質が安定しないことがたまに有り、また更により良いものにする為、生産を1年以上ストップしてフランス・オーヴェルニュ地方へ勉強に行かれたそうです。
何件かのチーズ生産者さんを回り、様々なことを吸収し学び、江丹別に戻ってチーズ造りを再開したとのこと。

参考にされているチーズは、フランスのブルー・ド・ヴェルニュ。
しっかり詰まった青カビと優しい味わいが特徴の、ロックフォールに比べるとマイルドな味わいのブルーチーズです。

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こちらが、そのブルーチーズ。
右側が「江丹別の青いチーズ」
左側が、「旭川」

江丹別の青いチーズは、牛乳からチーズになるまで約2ヶ月くらい。
旭川は、「江丹別の青いチーズ」を酒粕を使って更に1ヶ月熟成させた、ブルーチーズのアレンジバージョン。
「旭川」に使っている酒粕は旭川市の高砂酒造さんの酒粕です。

伊勢さんとお話をしていて印象深かったのは、地元の産物を使い他にはない特産品を作って、地元の若い生産者さんと「この地区だからこそ」の物を造り江丹別や旭川の魅力を発信していきたいと話されていました。
この他にも、チーズを作るときに出る、ホエーを使った石鹸を地元の方とコラボして作っているそうです。

そんな、地元への愛に溢れる伊勢さんが造るブルーチーズ。

是非、お試しください。